新井 基一
                    会社概要

        社   名   新井建設株式会社

        住   所    群馬県桐生市境野町7丁目1838-1番地
        電話番号                    0277-43-1383
        FAX 番号                    0277-43-1385

            総合建設業      (登録番号 群を第3565号)
            一級建築士事務所   (登録番号 第4054号)


                        (パッシブ デザイン ハウス)  スマートハウスへ
                           自然を利用した住まい      (かしこい家)


外部と室内の温度差が25℃以上の北海道での住環境を改善しようと始まった運動は今、
全国に広まってきました。今までの家は、隙間風の事を余り考えて来ませんでした。床面
積1u当たり10cuの隙間があったのが最近の建物は2cu〜5cuになって来ました。ここ
まで気密化が進んで来ると、もう少し頑張って気密化をはかれば、外部と遮断出来ます。
日本の住まいは、夏過ごしやすい様に、考えられて来ました。冬は採暖で家族の居る所を
暖かくする為、コタツ、ストーブが使われて来ました。
しかし、反射式ストーブの石油は1L燃やすと1.3L、ガスは1L燃やすと1.6Lの水蒸気が出ます。
これらが、窓際に結露となり、さらに寒くなっていました。


天井と外壁 :

高性能断熱材ですっぽり包みます。
基礎     :




べた基礎とします。基礎の立上り部分から熱が逃げるので、基礎断熱
をほどこします。これで、年間の土間部分の温度が一定になりますが、
最初の夏は水蒸気の蒸発があるので次の夏から有効になります。床
下のコンクリートは夏冷たく、冬は暖かく、この温度差を利用する為、
床にスリットをもうけ室内に循環させます。

さらに省エネをはかる為、
南側に広葉樹の木を植えたら、夏は葉が茂り太陽の日差しも和らぎます。冬は葉が落ち、
日差しは部屋の中まで入ってきます。北側に地窓をもうけてやれば、夏の朝、外と室内の
温度差により風が起きて、吹き抜け・ロフトの窓へと、涼しい風が通り抜けます。外部の温
度に左右されない、環境をコントロールする事により、快適温度25℃の時、温度差だけの
冷房・暖房でよくなります。
私達の住む所は、日本を8つの地域に分けた5地域で比較的温暖な所ですが、冷房も暖
房も必要です。そのエネルギーを省エネに出来るのです。春と秋の陽気の良い日は、思い
切り窓を開けて暮らし、夏と冬は窓を閉めて、温度差だけの冷房・暖房を行います。
人は1時間に30m3 の空気を必要とします、6帖の部屋と同じ体積です。その為24時間換
気が必要となります。70%は戻ってくる熱交換式の換気扇を使います。
水蒸気と排ガスの為、調理器はガス器具でなく IH、反射式石油ストーブでなくエアコンを
使用します。
ソーラーを付ければエネルギー 0も可能です。
こういう家を国は平成25年10月1日(2013年)から施行で平成32年(2020年)までの新築
住宅の省エネ義務化を目指しています。